あの
人間の尊厳という言葉が、ふと、よぎる検査である。
けったいなものを手早く飲まされ、ゲップはしないでください。などと言われ続け、はい二回回ってください。だの、息を吐いてー、とめてー、吸ってー、とめてー、などと指図されるのは、ぐりんぐりんと天地無用問答無用の360度まんべんなく傾けられながら。おまけにお疲れ様と言わんばかりに即下剤投与。
厳しい一日に、またなった。
今日は、午前十時集合をきちんの守ったのに、大団体の最後の最後の順番になり、結局、家を出てから二時間以上も過ぎてようやく戻れた。
記念に、ロッカールーム写真を載せるのだ。